素門八王子クリニック

自律神経免疫療法によるがん専門クリニック

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子宮平滑筋肉腫術後・肺転移の場合


 次は平滑筋肉腫・肺転移の患者さんです。子宮全摘手術の一年三ヶ月後に右肺に直径10mmの転移として発見されました。これがその時の写真(平成15年6月6日)です。((図1参照))

* 図1

その二ヵ月後(平成15年8月15日)に直径30mmに成長しています。(図2参照)これは凄いスピードであり、悪性度の高いものと判断してよいと思います。
 ところが当院で治療を開始して間もなく、ピタリと進行が停止してしまった症例です。

* 図2

これが平成16年12月3日の写真ですが、このような成長が停止したままの状態が平成19年1月の現在まで続いています。 (図3参照)

* 図3


 これが平成18年4月に検査したイムノドックの結果です。(図4参照)サイトカインは素晴らしい数値です。ただTh1のみが僅かに低い値ですが、Th1/Th2のバランスがよいので全体的にみると、ほぼ合格点がつけられる結果です。
しかもTh1は、ほぼ1年間隔で過去に二度調べていますが、12.4、15.1、18.5と明らかな上昇傾向を示していますので、今後が楽しみなのかもしれません。

* 図4


 がん関連抗原(腫瘍マーカー)は全て健常域(ブルーゾーン)に存在しています。 (図5参照)
 このように悪性度の高い肉腫であっても、細胞性免疫の状態を良くしてやることができれば進行が止まることが証明されました。
この患者さんの腫瘍成長スピードから判断すると、平成15年12月まで生存することは不可能だったと推定されます。このような症例が、西洋医学的な治療で助かった例はこれまでにまずなかったと思われます。
 なお、肉腫では反応する腫瘍マーカーがないと言う専門医が多いのですが、これだけ多くの腫瘍マーカーを調べると、どれかが高くなっているケースがよく見られます。

* 図5